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イラブチャー(ブダイ)
沖縄での名前はイラブチャーです、亜熱帯域に分布している魚です。沖縄ではサンゴ礁やサンゴ礁に生えている藻場に多く見られます。 魚の種類は88種類もの魚が生息していると言われています。
一見カラフルで毒を持っているのでは思われますが、沖縄ではよく食べられています、市場にも陳列されています。
ブダイはサンゴ礁に生息する藻を削り取るように捕食します、カニも好んで捕食します、サンゴ礁を削り取る際に歯が折れてもまた再生する歯を持っており、顎の歯ばかりではなく、喉にも歯があります、どちらの歯も頑丈で再生することが特徴です。

(出典 upload.wikimedia.org)
ミミジャー(ヒメフエダイ)
沖縄での名前はミミジャーです、岩礁や、サンゴ礁付近に生息し、幼魚のころは、防波堤がある内湾に生息している、食性については子魚類や甲殻類を捕食し、ほか無脊椎動物も捕食する。
幼魚は青みがかった体の色をしているが、成魚になるにつれて体の色が赤色になるみたいです。
フエダイの仲間と比べらたら体高が高く、成魚になると体長が50cmになることもある。
赤色の魚は、外敵から見ればすぐにでも見つけられそうな色だと思いますが、海中では赤い色が外敵から身を守る色らしいです、太陽光線の中で、赤い色は一番早く海水に吸収されやすく、水深10mから深くなるにつれて、赤が青みがかった色になり保護色となるそうです。

イシミーバイ(カンモンハタ)
沖縄での名前はイシミーバイと言います、生息域はサンゴ礁域の浅い海で、沖縄独特な、サンゴ礁で隔たれた内海に生息しています、体長は25cmほどで小型種になります、雑食性で動くものに対して敏感に反応するので、ルアー釣りの対象魚となっています。

アバサー(ハリセンボン)
沖縄での名前はアバサーです、生息域は、サンゴ礁、岩礁、砂底の浅い海です、肉食性で丈夫な上下2枚の歯で貝殻や甲羅、ウニのからなども噛み砕いて食べてしまう。
フグとの違いは歯です、フグは歯が上下2つずつになっているのに対し、ハリセンボンの歯は上下1つずつとなっています、また毒性についても確認されていないようです、沖縄では普通の魚同様、味噌汁などにしして食べているみたいです。

オジサン(ヒメジ)
沖縄での名前はオジサンと言います、生息域は、サンゴ礁の砂地、砂礫地に生息し、あごにあるヒゲがアンテナの役目をしていて味覚を感知する細胞が集まっていて、砂地の中に潜んでいるエビとかをさがし捕食する、ひげがあることで沖縄ではオジサンと呼ばれている。

(出典 www.asahi-net.or.jp)
ジキランカーハジャー(ゴマモンガラ)
沖縄での名前はジキランカーハジャーと言います、サンゴ礁の外海でたまに釣れる、ひきが強く釣れた時はなかなかの醍醐味が味わえる。
めったに釣れないが刺し網とか延縄で揚る場合があるとのこと、皮は鎧のように固く下ろすのが一苦労ですが、さすがにカワハギだけの事あって刺身にすればコリコリ感があり美味です。
また、みそ汁にしても身が引き締まっていてよく食べられているみたいですね。

(出典 upload.wikimedia.org)
エーグヮー(アイゴ)
沖縄での名前はエーグヮーです、卵から孵化したら沿岸部の浅場に寄ってきて藻を食べ始める、沖縄では藻を食べ始める前の幼魚を塩漬けにして食べられている。
成魚は20cm~30㎝で、浮き釣りで狙うものの口が小さく合わせるのが難しい、背びれなど太い骨の先には毒があり、刺されたらひどい鈍痛がでてくる、釣れた場合とか素手で触らないで骨の先をハサミで切った方が下す時も安全だと思います。
火を通した骨に毒があるのか興味津々で手を指してみました、針で刺したみたいにチクットしただけでした、火を通したら毒はなくなるのではと思っています。

(出典 sankenbook.co.jp)
グルクン(たかさご)のから揚げ
沖縄での名前はグルクンと言います、沖縄では一年中獲れる魚です、白身魚で刺身、塩焼き、塩煮などにして食べられているみたいです、中でも定番的な料理方法が、観光客にも人気がある、グルクンの唐揚げです。
まず、内臓とエラを取り除いた後、背中から包丁を入れ、三枚におろすイメージで、中骨と身の部分が、分かれるよう背開きにして、塩と小麦粉をまぶし、一匹まるごと揚げる、背開きにすることで、中骨に油がとおり、骨までばりばり食べられます。
お好みでシークワーサー、レモン、ポン酢をかけて食べても美味しい。

イラブチャー(ブダイ)の刺身
イラブチャーは、刺身で食べるのがおいしいそうです。
刺身はほとんど皮付きで出てきます、皮を柔らかくするためには、三枚に下ろした後、皮の部分を上にして、沸騰したお湯をさっと掛けます。
皮が反ったら氷水にいれて、皮のところを冷やします、お湯をかけすぎると、身まで煮えてしますのでお湯のかけすぎは禁物です。
氷水から取り出し、適当な大きさに切って、好みでシークワーサーを刺身全体にまぶしてからわさび醤油で食べます。
(出典 latesjp11part2.up.seesaa.net)
エーグヮー(アイゴ)のマース煮(塩煮)
料理方法としては一番多いのがマース(塩)煮です、主に海藻を食べている魚なのでワタを取った時は匂いがきついのでよく洗うことです、調味料としては塩、塩味は薄目で、匂いけしでショウガを好みで入れます、10分から15分程度煮たら完成です。
小骨がなく、骨離れがよく身はしまってボロボロしなくて、子供にも食べさせやすいのではと思います。

(出典 tblg.k-img.com)