ラブラドールの子犬のしつけ


ラブラドールの子犬のしつけの考え方


ラブラドールレトリバーは、子犬の頃はかわいい犬ですが大型犬へと成長していきます、大きくなった時の対応を考えると飼うことにためらいを感じていませんか、しかしラブラドールレトリバーは本来人懐こく賢い犬です、盲導犬や介助犬として活躍していることから人が大好きなことがわかります。

本来持っている賢さを、しつけにより引き出していけばとてもおとなしく賢い犬に成長していくでしょう、子犬の頃はやんちゃで元気いっぱい動き回ってしつけも大変でしょうが、しつけた事をちゃんと理解し行動してくれた時の楽しみもありますね。

人間と犬が暮らすためには人間社会の決まりをラブラドールに教える必要があります、それがしつけです、しつけることによって物事の良しあしを判断してくれますが、人懐こいがゆえに誰にでも寄り添う傾向があります、しかし世の名には犬嫌いの人も大勢います、その人に寄り添っていった場合はとても嫌がられます、そうならない為にも”待て”や”ダメ”のしつけは最低限必要となります。


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(出典 art41.photozou.jp)

ラブラドールの子犬のしつけ時期


ラブラドールは賢い犬なので良いことも悪いこともすぐ覚えてしまいます、子犬のころは人と遊びたいがゆえに吠えて人の気を引こうとします、そこで近寄って遊んでしまえば、吠えたら遊んでくれると覚えてしまいます、何でもないのに吠えたときは離れているところか「ダメ!」と言います、吠えるのを辞めたらそばに行って「ヨシ、ヨシ」と褒めて遊んであげましょう、そういうしつけをすることにより無駄に吠えるのをやめさせる事が出来ます。

ラブラドールの集中力は人間ほど長くないので、1回のしつけは数分程度で終わらせたほうがいいようです、時間が長すぎると集中力もなくなり逆効果になってストレスも溜まり、しつけるのにも時間がかかってしまう。

ラブラドールはボールとかに対してものすごく興味があるみたいです、何かを咥えて持ってきたら叱らずに褒めてあげましょう、そうしたら主人が投げるものを持ってくれば褒められる、と言うのを学習します、ボールで遊んであげればストレス発散にもなると思います。

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(出典 cdn.pixabay.com)

ラブラドールに基本的なしつけ


しつけで日常的な命令は、「おすわり」、「ふせ」、「まて」、「こい」、ではないでしょうか、この命令に従えば、あらゆる所に対応できると思います。

「こい」

玄関を開けた瞬間、室内から外に逃げ出した場合とか、何かの拍子でリードが外れ一目散に走って行った場合、「こい」のしつけができていれば、走り出す前に「こい」と命令すればラブラドールは走り出すことなく戻ってきます。

しつけ方は、子犬から離れた場所で好きな食べ物を見せて、名前を呼んでから「こい」と命令します、ラブラドールが手元まで来たら思い切り褒めてから食べ物を与えます、何回か食べ物と褒めるを繰り返しますが徐々に食べ物は抜いて褒めるだけにします、それを繰り返し訓練することで、子犬は名前を呼ばれて主人の所へいけば、何かいいことがある事を学習します。

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(出典 www.min-breeder.com)

「おすわり」

ラブラドールの子犬の時は人懐こい性格なので、遊ぶ感覚で人に飛びついてきます、成犬になってもその癖が残っているようでしたら、体も大きくなって体重も増えている状態で、ラブラドールは遊ぶつもりで人に飛びつけば転倒させケガをさせることが考えられます。

子犬に「おすわり」をしつけることによって、飼い主が命令するまで動いてはいけないことを学習し、とびつきもなくなるでしょう。

しつけ方は、「おすわり」と言いながらおしりを下に押す、できたら「ヨシ」「ヨシ」といって頭をなでながら食べ物と褒めてあげる、何度か繰り返ししつけていると、子犬は食べ物がなくても覚えていきます。

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出典 www.publicdomainpictures.net)

「まて」と「よし」

「まて」も大切なしつけです、「まて」を覚えると、道路を渡る場合とか道路に飛び出さずに危険を回避できます。

「まて」を教えるのには、食事を与えるときに子犬であればすぐに食事に飛びついてきますが、そこで食べることを「まて」と言いますが、最初の頃はうまくいかないはずです、その場合は食事をとりあげ「まて」と言います、そして食事を出し「よし」と言います。

「まて」を言いながら食事を出します、ちょっと離れたところに行き、まだ食べていないのが確認出来たら、すかさずに「よし」と言い褒めてあげましょう、「まて」と「よし」の間の時間は5秒程度にしましょう、あまり長い時間待たせると、逆効果になり、ストレスが溜まると思います。

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(出典 cdn.pixabay.com)

まとめ


「おすわり」、「ふせ」、「まて」、「こい」が出来たら、散歩の途中で命令を組み合わせて訓練します、まず「おすわり」させます、リードを放し「まて」といって20m位先に歩いていきます、ついてきたらダメと言い最初から繰り返します、そのままおすわりの状態でいたら「こい」と言って呼びます、それが出来たら頭をなでて褒めてあげます、しつけのついでに手によるジェスチャーも同時に教えることができたら尚効果があるのではと思います。

ラブラドールレトリバーは、ほんとに頭のいい犬です、ほんの数回でいろいろ覚えていきます、子犬の時からしつけができていれば、散歩も楽しくなるのではないでしょうか。

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