ドーベルマンの子犬の時の耳は?
ドーベルマンはドイツのブリーダーが、ジャーマンシェパード、ジャーマンピンシャー、ロットワイラー、マンチェスター・テリアを交配させて生まれた犬だそうです、気性の荒い犬種を交配したため、当時は警戒心と攻撃性のある犬として生まれたみたいですね。
多くのブリーダーが、長い期間を経て、気性の温厚なドーベルマン同士を交配させ、現在は気性が温厚なドーベルマンになっているため、愛玩犬として人気が出ているそうですね。
ドーベルマンの子犬の時は耳が垂れていて尻尾も長いですね、見慣れているドーベルマンは耳がピンと立って尻尾がむっくりしていて子犬とはかけ離れたイメージです、耳の形は垂れていてダックスフンドやラブラドールに似ていますね。
ドーベルマンの子犬と耳が立っていて尻尾がむっくりした母親と並んでいる姿を見ると別の種類の犬種に見えますね。
(出典 stat.ameba.jp)
ドーベルマンはいつから耳が立つようになった?
最初にドーベルマンの立耳と尻尾を短くしたのは、19世紀のドイツで税金徴収の仕事に携わっていた人だとされています、その方はブリーダーでもあったそうです、税金を徴収して回るのでいつも現金を持ち歩いている状況です、なので襲われることの不安から人を寄せ付けない犬、つまり外見で恐怖を与える立ち耳で尻尾の短い、ドーベルマンを作り出したそうです。
そのドーベルマンを警備犬として連れて歩くようになたそうです、警備犬は人を守ると共に危険な外敵と戦うことがありますその時に耳が長く尻尾が長いと噛みつかれやすいという弱点になります、そういった弱点をなくするためから、幅広い耳を断耳、長い尻尾を断尾の手術をするようになったそうです。
また、垂れていた耳を立てることにより、音の聞こえがよくなるともいわれています、耳が垂れていると耳の中が常に隠された状態になり、外耳炎になりやすいともいわれています。
勇敢さや威圧感があることから、ドーベルマンは警察犬や軍用犬として活躍し、だんだん一般にも人気が高まってきた犬種になってきたみたいです、1930年頃、日本にも軍用犬として大量のドーベルマンが輸入されたみたいですね。
(出典 cdn.pixabay.com)
断耳と断尾の時期は
ドーベルマンの耳を立てることを、断耳と言い、耳の一部を切り取って耳を立てたまま、イヤーパッドなどで耳を真っ直ぐに保ちながら軟骨を固まらせることのようです。
断耳の時期はドーベルマンが子犬の時、耳の軟骨が固まらない時期「生後2カ月から3カ月頃」に、断耳の手術が適しているとされています。
ドーベルマンの断耳手術は全身麻酔で行うみたいです、ドーベルマンの断耳手術が終わり麻酔が切れた時も、子犬は耳が切られたことを分からないぐらい、痛みを感じていないようです。
尻尾を短くすることを断尾と言います、断尾の時期は生後3日から7日に手術すると言われています、また切る位置が犬種標準(スタンダード)で決められた位置から手術により切断します。
ドーベルマンの断耳施術はどこで?
ドーベルマンの断耳手術は、動物病院の獣医さんによって行われます、ただ断耳手術ができる獣医は限られているみたいです、断耳手術は病気ではなく、人間で例えれば美容整形外科になるので獣医学校の教習課程にドーベルマンの断耳手術の実習がないとのことから、断耳手術ができる動物病院は限られてきますね。
断耳手術ができる獣医が少ないために、手術費についても通院費、アフターケア費、受診料を含めたらかなり高価になると言われています。
断耳手術のできる獣医さんによって、かなり技術の差があるみたいです、アフターケアなどしっかり出来るのか、確認が必要ですね。
ドーベルマンの断耳手術は、獣医さん選びにかなりハードルが高いみたいですね。
(出典 www.publicdomainpictures.net)
断耳と断尾に対しての声
日本では、ドーベルマンの断耳は禁止されてはいませんが、SNS等では「動物虐待になる」ので反対とか、「かっこいい」ので手術をする、といろいろ賛否両論あるみたいです。
断耳をしないで生涯垂れ耳のままで、養っているいる方も結構多いみたいですね。
ドーベルマンの断耳・断尾に対してのコメントを見ると、ドーベルマンの耳と尻尾は人工的に作られたものと知らない方が結構いるみたいですね。
コメント
断耳・断尾の経緯を知っている人は、昔は必要だったかもしれないが今は愛玩犬、家族の一員として飼うので、犬に苦痛を与えられないとのことです。
飼い主が決めることであって、飼い主と犬が幸せであればどちらでもいいのではという意見。
見た目も愛される要因だと思います、断耳・断尾に関しては獣医さんにより麻酔を使い手術後のケアもしているので、あとは飼い主と犬との関係でお互いに愛されていればいいのではとの意見。
ドーベルマンを飼って初めて耳が垂れていることを知り、たち耳は手術によるもの知った時にショックを受けたとのこと。
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